2024/07/11 14:28

※こちらは 2024年2月1日の記事の再投稿です。

ボードゲーム制作サークル「マッチダンディズム」では、おおよそ週に一度のペースで、WEB会議を行っています。

毎度しょうもない話に盛り上がり、健康トークをして、疲れた頃に解散する……
というのがいつもの流れですが、この日はちょっと違っていました。

メンバーのカヴィさまからの、想定外の提起があったのです。


メンバー全員が言葉を失った瞬間でした。
「え!?だってあんなにあったのに!?」
メンバーひとりの発言を引き金に、驚きの波が広がっていきます。


理不尽ワードゲーム《オダノブなんだっけ?》は、マッチダンディズムがはじめて制作し、
2019年の秋にゲームマーケットで販売したゲームです。

ありがたいことに、5年が経過した今もなお、手にとって遊んでいただける作品となりました。

これは本当に、皆様のおかげです。



メンバーに、じわじわと状況が浸透していきました。

「で、どうします……?」
「ど、どうする……って……?」
「《オダノブなんだっけ?》を再発注するか、しないか、決めないといけません」


マッチダンディズムのカネ担当が、あらためて私たちに踏み込んできます。
再発注しなければ、在庫がなくなる。でも、再発注には当然、お金がかかります。
普通に考えて、ここで再発注するというのはリスキーです。
けれど私達の心はもう決まっていました。

これしかない!



オダノブは、マッチダンディズムにとって代名詞とも言える作品で、もはや顔のような存在です。
もはやオダノブがいないマッチダンディズムなんて、考えられない。
まさにメンバーの気持ちが固まった瞬間でした。


「でも、オダノブをこのまま再生産するにはお金が足りないんですよね。具体的には、このまま再発注すると、新作を作るお金がなくなってしまう」


固まった気持ちは再び、カヴィサマの追撃によって散り散りになったのでした。
お金のことを言われると、とたんに借りてきた猫のようになってしまうメンバーなのです。

特にマッチダンディズムは
「ゲームをちゃんと売ることで、ずっとゲームを作っていけたら幸せだよね!」
という、ゆるふわ目標設定のサークルなのです。

つまりお恥ずかしいことに、お財布事情は大体いつでもギリギリです。



新作はこれからも作っていきたいし、オダノブはいつも売っていきたい……。
これらが両立できるのか……。



皆様も既に、お気付きのことかと思います。
《オダノブなんだっけ?》を「リニューアル」することで、全ての問題をクリアしたのです。
5年の積み重ねで見えてきたものも反映して、全部いっぺんにやる事にしました。



そのキーワードは「ポケットサイズ」


次回、まさにwin-win!いいとこ取りのリニューアルとは…!?をお届け予定です。
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。

今後も私たちはマッチダンディズムらしく活動して参りますので応援よろしくお願いいたします。



「オダノブなんだっけ?ポケットサイズ」

推奨年齢:6歳から
プレイ人数:3~7人
プレイ時間:約15分
イベント価格:1,500円
ジャンル:理不尽ワードゲーム

制作:マッチダンディズム

ゲームマーケット2024春(一日目)にて頒布予定!

※イベントは無事終了致しました